「エモいはもう古い?死語なの?」
「エモいは今でも使えるの?」
トレンドとなる若者言葉の一つ「エモい」という言葉は、かつて大流行しましたが、最近では死語と言われています。
なぜこのようなことが起きたのでしょうか。
結論からお伝えすると、「エモい」は死語ではありません。
理由としては、現在でもテレビや音楽、SNSでも「エモい」は多く使われていますよね。
試しにInstagramやTwitterで「#エモい」と検索してみてください。
おそろしい数出てくるよ
流行の言葉は、その時代の社会背景や文化、音楽などの影響を受けて生まれ、一定期間流行した後、消えていくことがほとんどです。
しかし、「エモい」という言葉がいつの間にか死語と言われる背景には、様々な要因があることが明らかになってきました。
そこで本記事では、「エモい」という言葉について、その意味や死語と言われるようになった理由、注意点やマナーについて解説しています。
- 「エモい」が死語ではないこと
- 「エモい」が死語を言われる理由
これらを理解することができます。
トレンドの若者言葉に興味のある方や、若者と接する機会がある方にとって、参考になる情報が満載の記事となっていますので、最後まで読んでください。
エモいについて解説
まずは、「エモい」について解説していきます。
そもそも「エモい」の意味については以下記事を参考にしてください。
- 「エモい」の語源や歴史的背景
- 「エモい」が死語や古いと言われる理由
- 「エモい」が一時期流行した背景とは?
「エモい」の語源や歴史的背景
「エモい」は、2000年代前半に流行した若者言葉のひとつであり、感情が深く切なく、内面的であることを表現する言葉です。
- 懐かしい
- ノスタルジック
- 感傷的
- 感動的
これらの感情を揺さぶられた時に使用します。
しかし、現在ではほとんど使われなくなったのか、死語と言われています。
元々「エモい」という言葉が流行したのは、2000年代前半のエモ・カルチャーの影響によるものです。
エモ・カルチャーは、エモーショナル(感情的な)なロック音楽やファッションなどが特徴で、特にアメリカを中心に広まります。
このカルチャーに影響された日本の若者たちが「エモい」という言葉を用い、それが一般的な若者言葉となりました。
たとえば、以下のような文脈で「エモい」という言葉が使われることがあります。
- 「この曲はエモいなあ」
- 「妻と思い出の地に行ったら、めっちゃエモかったわ」
- 「あの人、エモいよね」
しかし、現在では、同じような感情や表現をする場合でも、「エモい」という言葉の使われ方が多様化していきました。
- #エモい写真
- #エモい曲
- #エモいイラスト
- #エモい写真が撮りたい
- #エモい動画
- #エモい夜
上記の言葉が用いられることが多く使われています。
これらのことから、「エモい」は、2000年代前半に流行した若者言葉のひとつであり、感情が深く切なく、内面的であることを表現する言葉でした。
しかし、現在では「エモい」の使い方が広がり、死語と言われるようになったのです。
使い方が広がったんだね
「エモい」が死語や古いと言われる理由
「エモい」という言葉が死語や古いと言われる理由は、流行の移り変わりや言葉の変化によるものとされています。
一時期は若者を中心に広く使われ、社会現象ともなった「エモカルチャー」。
その後の社会的変化やインターネット、SNS、動画配信の普及により「エモい」自体も進化してきたと考えられます。
要するに、今でも使われ続けていることから、死語ではないことが確認できます。
「エモい」が一時期流行した背景とは?
エモいという言葉が一時期流行した背景には、主に音楽やファッション、SNSなどが関係しています。
エモいは、感情や感性を重視する若者文化において、感動的な表現や曲、ファッションスタイルなどを表現するために使われるようになりました。
特に、2000年代においては、エモ・ロックというジャンルの音楽が流行し、若者たちに影響を与えています。
エモ・ロックは、感情的な歌詞や音楽性、ファッションなどが特徴的で、そこから日本人に「エモい」という言葉が派生しました。
「エモい」を流行らせた人が気になるようでしたら、以下に関連記事がありますので、参考にしてください。
また、SNSの普及によって、若者たちが自分らしいスタイルを表現する場として、「エモい〇〇」が使われるようになったことも一因として挙げられます。
以上のように、エモいという言葉が一時期流行した背景には、音楽やファッション、SNS、メディアなどが大きな影響となったのです。
「エモい」は、若者文化や感性を重視する文化において、感動的な表現や曲、ファッションスタイルなどを表現するために用いられた言葉です。
「エモい」が現代においてどのように使われているか?
「エモい」という言葉は、現代でも多くの人に使われています。
主に音楽や映画、ファッション、さらにはSNSなどのインターネット上でのコミュニケーションで用いられることが多いです。
ジャンル別に「エモい」の使われ方
以下に、エモいが現代においてどのように使われているかについて詳しく説明します。
ジャンル | 詳細 |
---|---|
音楽 | ・洋楽ではエモーショナルなメロディ ・邦楽では懐かしさを感じる局長や歌詞 |
ファッション | ・80年代などの懐かしいファッション |
画像 | ・昭和レトロな画像 ・夜の町の画像 |
こういう感じでよく使われているよね
文脈として「エモい」の使われ方
今でも、「エモい」は日常生活でよく使われています。以下を例にどうぞ。
- 「最近仕事が忙しくて、ストレスがたまってるんだよね。でも、ジムでエモい音楽を聴きながら運動すると気分がスッキリするんだ」
- 「彼女からプレゼントされた手紙がエモい。泣いちゃった」
- 「昨日のライブは本当にエモかった。感動した」
- 「この映画はエモいシーンがたくさんあって、泣かされた」
- 「エモい系のアーティストにはまってる。すごく心に響く歌詞が多いから」
- 「友達とカフェでエモい話をしてきた。気持ちがすっきりした」
- 「この写真はエモい。大切に保存しておこう」
- 「この小説はエモいと評判だから読んでみたけど、確かに感動した」
- 「最近エモいメッセージを送ってくる人がいるんだけど、どうしたらいいか分からない」
- 「エモいファッションに挑戦してみたら、自分に合ってた。かっこいいと褒められた」
- 「今日の夕焼けがエモい。写真に撮ってSNSにアップしよう」
- 「この場所はエモい。何か心が落ち着く」
- 「エモい音楽を聴いていると、何か自分の中にスイッチが入るような感覚がある」
- 「昨日のデートはエモい感じで、とっても楽しかった」
- 「この花束、すごくエモい。ありがとうって言いたい」
- 「この絵はエモい雰囲気があって、好きだなぁ」
- 「エモい系のラジオを聴いていると、なんだかほっとできる」
今も全然使えるよね
「エモい」は、元々は感情や表現が豊かであることを表すエモーショナル(emotional)から来ています。
その後、ファッションやライフスタイルなどの様々な分野で用いられるようになり、一時期は大きなムーブメントとなりましたが、その後死語と言われるようになりました。
現代においては、「エモい」は、依然として音楽に限らず、様々な場面で用いられます。
たとえば、感情が豊かであることを表す場合や、ファッションやライフスタイルなどのトレンドを表す場合など。
また、SNSなどのコミュニケーションツールでも広く使われており、若者を中心に根強い人気を持っています。
ただし、過去の流行語として捉えられている傾向も、一部の層を中心にあることは事実です。
言葉の流行や死語化は常に移り変わりがありますが、それでも人は常に新しい表現や言葉を模索し、使用していくことで文化や社会が進化していくと考えられます。
「エモい」を使う上での注意点やマナーとは?
「エモい」は、感情的な表現に使われることが多いため、相手の気持ちを考えた上で使うことが重要です。
また、適切な場面で適切に使われることで、より効果的なコミュニケーションが行えます。
ここでは「エモい」を使う上での注意点やマナーを以下にまとめます。
相手の気持ちを考える
「エモい」は感情的な表現であり、相手に対して失礼や不快感を与えることがあるため、相手の気持ちを考えた上で使うことが大切です。
適切な場面で使う
「エモい」は、場面や状況によって適切な使い方が変わってきます。たとえば、ビジネスシーンでは適切な表現ではありません。
言葉遣いに気をつける
「エモい」は、口語的な表現であるため、相手によっては不適切な表現と受け取られることがあります。また、場面によっては敬語や丁寧語を使うべきです。
わざとらしくならないようにする
「エモい」を使いすぎたり、わざとらしく使うと相手に不快感を与えることがあるため、適度な使用頻度に注意する必要があります。
自己表現に使う場合は注意する
「エモい」は、自己表現に使われることが多いため、相手によっては不快感を与えることがあります。
自己表現に使う場合は、相手に理解してもらうために、相手の立場になって表現することが大切です。
以上のように「エモい」は、感情的な表現に使われることが多く、相手の気持ちを考えた上で適切な場面で使うことが大切です。
言葉遣いにも注意し、わざとらしくならないようにすることで、より効果的なコミュニケーションが行えるでしょう。
また、自己表現に使う場合は相手に理解してもらえるように表現することが重要です。
まとめ
いかがでしたか。
結論としては「エモい」は、死語ではありません。
たしかに2000年代に流行した若者言葉で、現在では古いと言われていたことが死語の理由として挙げられていました。
しかし、実際は若者を中心に使用されており、SNSや音楽、映画などのコンテンツで見かけることができます。
また、「エモい」は、若者文化においては一種のアイデンティティの表現として捉えられることもあるようです。
言葉は時代とともに変化していくものであるため、新しい言葉にも敏感になり、柔軟に対応していくことが必要です。
以上。参考になったと思ったら、SNSでシェアしていただければ幸いです。
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「エモい」が死語と言われることについてよくある質問
- エモいという言葉はどのようにして死語と言われるようになったのですか?
-
「エモい」が死語と言われるようになった原因は、その言葉が一般化しすぎたためです。当初は特定の音楽ジャンルやファッションに対する表現として使われていたエモいという言葉が、広く一般的な感情表現として使われるようになり、意味が希薄化したためです。
- エモいという言葉が現代においてどのように使われているのですか?
-
現代においては、「エモい」は感情表現として使われることが多く、音楽やファッションだけでなく、SNS上の投稿やメッセージの中でもよく使われます。また、特に若い世代を中心に、オンラインゲームやアニメのキャラクターなど、さまざまなものに対しても「エモい」が使われることがあります。
- エモいという言葉を使う上での注意点やマナーはありますか?
-
「エモい」は感情表現として使われることが多いため、相手に対して適切な表現かどうかを考慮する必要があります。また、特定の人やグループを揶揄するために使われることもあるため、相手の気持ちを害することがないように注意が必要です。